海外製医薬品の個人輸入とは？

2021年7月26日

海外製の薬を個人輸入をすることで手に入れられる時代。
日本未承認の医薬品や、ジェネリック医薬品がネット通販で購入できます。

前回の記事では、海外製医薬品の個人輸入代行サイトを紹介しました。
調べてみると、本当に沢山のサイトが出てきます。
それほど身近な存在になりつつあるということですよね。

中には病院処方よりも手頃な金額で購入できる薬があります。
大手通販サイトで商品を注文する手順で簡単に購入できるため、意外とたくさんの人が利用しているそうです。

海外の医薬品を個人的に輸入してもいいのでしょうか？
不安になる人もいると思います。

今回は、海外製医薬品の個人輸入について紹介していきます。
私的目線で思う、医薬品の個人輸入をするメリットについても買いてみました。

個人輸入は違法？合法？

海外から薬を個人輸入すると聞くと、法律的にどうなの？違法にはならないの？と思う人が多くいると思います。

結論から言うと、個人で海外製の医薬品を輸入することは法律で認められています。

購入した本人が使用する条件であれば、医薬品の個人輸入は認められています。
輸入する薬の数にもよりますが、一定の範囲以内に限り特例として通関が認められています。

海外通販で薬を購入するメリット

海外製の医薬品を個人輸入する場合、どんなメリットがあるのでしょう。
まず病院に行かなくても処方箋薬が手に入るということが第一。
病院に行かずして、持病の治療薬が家に届くのは助かるという人は多いのではないでしょうか。

次に処方箋よりも安く購入できるという点です。
海外ではジェネリック医薬品が多く流通しています。
日本の病院で処方してもらった処方箋よりも安く購入できることもあるのです。

3つ目は、人目を気にしないでいいということ。
・勃起不全の治療で病院に行くのは勇気がいる
・早漏で悩んでいるなんて、知らない人に言いたくない
・アフターピルが欲しいけど、病院に行く時誰かに見られたらどうしよう
など、病気の症状が恥ずかしいなと思う人もいるのでは？

医薬品の個人輸入はお勧めできませんが、メリットを上げると助かる人も多いのかもしれません。
3つのメリットについてまとめてみました。

病院に行かなくても薬が手に入る

持病を抱えている人なら、検診のために頻繁に通院しないといけないですよね。
・仕事が忙しくてなかなか休めない人
・家の近くに病院がなく、通院するのに時間がかかる
・交通手段がなくて病院に行くのが大変
・ずっと持病を見てくれた先生が転勤してしまった
など簡単に病院に行けない人には、薬が通販で購入できるのは助かりますね。

個人輸入代行サイトを利用すると薬が自宅に届くので、長期間の治療が必要な場合や簡単に病院に行けない人には嬉しいサービスかもしれません。

処方箋よりも安く購入できる

薬を開発するには、数百億～数千億もの費用がかかります。
開発する期間も数十年かかることも。
その分、薬が発売されてしばらくは特許期間がありその期間中は開発した製薬会社が薬の販売権を取得します。

研究や開発に時間がかかる分、先発薬の薬価は高くなってしまうのです。

先発薬の特許期間が終わると、開発されるのがジェネリック医薬品。
同じ有効成分が配合されているので、効果は同等です。
研究・開発期間があまりかからないため、開発費も約一億円程で済みます。
先発薬と比べてジェネリックが安価で購入できる理由なのです。

海外製の医薬品にはジェネリック医薬品が多く、個人輸入の場合でも安く購入できるお薬がたくさんあります。
日本では保険適応外のお薬なら、海外製のジェネリックの方が安く買える事もあるのです。

人目を気にしなくていい

勃起不全や早漏で悩んでいる人は、自分のコンプレックスを初めて会ったお医者さんに相談するのは気が引けるかもしれません。
悩んでいることを人に相談するのは時に勇気が必要ですよね。

アフターピルが欲しいと思っても、人目が気になり地元よりも遠くの産婦人科に行こうと思うかもしれません。
そんな時、人目を気にせずにネットで注文できて自宅に薬が届いてくれると有難いですよね。
誰にも知られないという点では、プライバシーを守ることにも繋がります。

今回は海外製医薬品の個人輸入について紹介しました。
3つのメリットも書きましたが、もちろんデメリットもあるんです。
デメリットについては次回の記事で紹介しますね。